ボイスチャットソフト Mumble

Mumble 1.1.7
http://mumble.sourceforge.net/


オープンソースで開発されている、ボイスチャット(VC)ソフトです。
動作もそこまで重くなく、細かい音声入力設定も可能。
また、個人でサーバを立てることも可能です。


今回は僕が思っている、
ゲームをしながらVCを使う上でのベストな音声入力について書いてみます。



僕は会話をしていると、どんどん声が小さくなることがあります。
以前使っていたVentoriloでは、小さくなっていってしまうと、
話している途中で、ソフトにもうしゃべってないと判断されて、途切れたりしました。


mumbleではその問題を解決することができます。


設定していきましょう。

「インターフェース」タブの「上級者向け設定」にチェックを入れる。


こうすることで、設定できる項目が増えます。

「オーバーレイ」タブの「オーバーレイを有効にする」のチェックを外す。


これは、ゲーム中などでしゃべっている人の名前を画面上に表示してくれる機能です。
しかしFPSではこれが出ると気が散ったり邪魔になることがあるので、切ることをオススメします。
複数人になると表示されたほうが、誰がしゃべっているのかわかりやすくなります。
用途によって切り替えてください。

「音声入力」タブ


今回の設定の肝です。
「音声入力」タブの「インターフェース」と「伝送方式」の項目に注目します。


「インターフェース」
音声入力に使うデバイスを指定します。
システムは「DirectSound」
バイスはマイクを挿してあるデバイスを指定します。
エコーキャンセルはDirectSoundでは選択できないので効果はないかもしれません。
もし指定したい場合は、システムをASIOにすることでチェックを切り替えることはできます。


「伝送方式」
本日のメインです。
送信は「声で有効化」で、「信号の強さ」を選びます。
S/N比」では僕の環境では使い物になりません。
「送信継続時間」は0.5秒程度でいいと思います。話すのがゆっくりな人は1.0秒でもいいと思います。
「非発言のしきい値」と「発言のしきい値」は今回の設定で最も重要なところです。
コレをいじることで、しゃべり始め、しゃべっている、しゃべっていない、という状態を検出します。
しゃべりはじめたときに、マイクがONになり、しゃべっている間は継続されます。
しゃべっていない時間が送信継続時間を過ぎた場合、マイクがOFFになります。


しゃべっていない・・・赤いゾーン
しゃべり始めた・・・緑ゾーン
しゃべっている・・・黄色ゾーン


となるのがベストです。
「あ、あ、あ」とか「たけやぶやけた」とか一人でしゃべりながら、ここの項目を設定しましょう。


「音声処理」の項目は、正直あまり効果はでません。
ただ、マイクの感度が良すぎるひとは、ノイズを拾いやすかったりするので、
ノイズ抑制を適度に上げておくと、少しはマシになるかもしれません。
音量の増幅はやっても「あまりかわらない」って言われたのであまり期待しないほうがいいです。
バイスの設定のマイクの音量をあげたほうがいいです。
マイクの音量がMAXなのに声が小さいって言われる場合は、マイクが自分に合っていません。
自分に合うマイクでも買いましょう。