野鯖でたまに見る誰にいくつダメージを与えたか表示するアレ。
以前、Linux鯖を立てたのでついでにこれも入れてみよう、というもの。
このプラグインは標準では入っていないので、追加する形になる。
ちなみにWindows版でもLinuxコマンドを除いて、同じ手順で導入できる。
Windowsの.dllファイルは、Linuxの.soファイルに相当する。
入手と解凍
AMXX本家のMod Addon PackからCounter-Strike Addonを入手
http://www.amxmodx.org/downloads.php
cd ~/tmp rm -rf ./* wget http://downloads.sourceforge.net/project/amxmodx/Counter-Strike%20Addon/1.8.1/amxmodx-1.8.1-cstrike.tar.gz?use_mirror=jaist -O amxmodx-1.8.1-cstrike.tar.gz tar xzvf amxmodx-1.8.1-cstrike.tar.gz
既存の環境に上書きする場合は、中身をそのまま上書きコピーしてもいいが、
その場合、設定なども上書きされるため、注意。
今回は、モジュールとプラグインのみ上書きコピーし、手動でプラグインを使うよう設定をする。
そんなわけで、pluginsとmodulesのみをコピー。
同名のプラグインを使ってたらもちろん上書きされるので、独自に調整しているプラグインがあったら注意。
また、configs/stats.iniは標準では付属しない設定ファイルで、statsプラグインで有効なコマンドを記録するファイル。
mv ./addons/amxmodx/modules/* ~/hlds/cstrike/addons/amxmodx/modules/ mv ./addons/amxmodx/plugins/* ~/hlds/cstrike/addons/amxmodx/plugins/ mv ./addons/amxmodx/configs/stats.ini ~/hlds/cstrike/addons/amxmodx/configs/
modules.iniの編集
modules.iniで読み込むモジュールを定義する。
modulesディレクトリに、XXX_amxx_i386.so(WindowsならXXX_amxx.dll)とあれば、XXXの部分だけを記述することで、
AMXXがそのモジュールを読み込むことができる。
1行に1つのモジュールを定義できて、";"より後ろの文字はコメント文として扱われる。
モジュールに依存するプラグインも多くあるので、そのときそのときで書き加える。
今回はmodules.iniにcstrikeとcsxのみを追加。
cstrike csx
plugins.iniの編集。
modules.iniと同様、";"より後ろの文字はコメントとして扱われるのは変わりないが、
こちらはpluginsディレクトリに存在するファイル名をフルネームで記述する。(Windows版でも同じ)
ちなみに、XXX.amxxというプラグインのデータはLinux版でもWindows版でもコンパイルし直さなくても使える。
トラブルを避けるため、同じプラグインを複数記述しないように。
おそらく、標準では既にstatscfg.amxxが記述されている。
今回必要なプラグインは以下の3つを、plugins.iniへ追記
statscfg.amxx statsx.amxx miscstats.amxx
以上!!
簡単なstatscfg.amxxのコマンド達
amx_statscfg list
使用できるstatsx.amxxのコマンドの一覧を表示する。10個づつの表示しかできないので、
11個目以降は "amx_statscfg list 11" という感じにする。
name: ただの名前。気にしなくていい。
ML_NOTFOUND: VA: この列にあるのが、コマンド名。有効/無効の切り替えのときに使用
status: 現在有効化無効化
amx_statscfg on XXX
コマンドXXXを有効にする。
例: amx_statscfg on ShowKiller
amx_statscfg off XXX
コマンドXXXを無効にする。
例: amx_statscfg off ShowKiller
amx_statscfg save
現在のコマンドの設定を記録する。
設定を変更しても自動では保存されないので、保存してほしいときはこのコマンドを打つ。
動作確認
正常に起動し、プレイできるか。
敵を殺したときに、与えたダメージ、受けたダメージなどが表示されるか。