GPTに現を抜かしてばかりで忘れたかと思ったが、プレビューが来たようです。
仕事で使うメモ帳やOneNoteの代わり、社内ドキュメント整理に使おうと目論んでいる。Notionをがっつり使ったことがないのでわからないが、見た目は評判通りNotionっぽい。
とりあえず個人で使ってみた。
感想
感想としてはまだプレビューだからか細かい機能が動かない。ただできることはさほど多くないので覚えることは少なそうな印象で良い。検索で全文検索ができれば・・・という感じ。
以降は少し細かい使った感想とか
用語とか
- Workspace: ページを取りまとめる単位。プロジェクト的な。
- Page: ページ。テキストとか書くところ
- Link: ページの代わりに外部リンクを貼れる
- サブページ: PageとLinkとサブページの下に含めることができ階層構造を持てる
- Paragraph: ページ内の段落?。テキストや画像、表、チェックリストなどを含めることができる。単純な改行ができなさそう(別の段落になる)
- コンポーネント: Paragraph (「⋮⋮ 」のアイコンであらわされる単位?)をコンポーネント化でき、URLで共有したり参照に扱える。同じ記述を参照させる時に使えるか?
良さそうな点
- 共同編集がまともにできる
- 1人でブラウザ2つ立ち上げて動かした感想です
- Teams Wikiみたいに章(?)毎にクソデカロックがかからない。なんなら同じ行の編集もできる
- ページ自体の追加もリアルタイムで反映される
- 分かる範囲の操作はほぼリアルタイムで反映された
- 画像が貼れるしリサイズもできる
- GIFも貼れるがアニメーションはワンクリックが必要でループ無しっぽい
- Base64のData URLで埋め込まれているが、画像データ自体はサーバに置かれていて表示用にData URLを埋め込んでいるだけっぽい?
- 削除したい時にちゃんと消しきることはできるのか気になる
- ページは別のワークスペースに参照する形で追加できる
- コンポーネントは別のページに参照する形で追加できる
- 表が横長になってもスクロールバーが表示されスクロールがしやすい
普通な点
- WYSIWYGなエディタ。HTML形式貼り付けしても酷いデザイン崩れはなさそうなので、まぁ良し。
- バージョン履歴がある。が、プレビューないし、そもそも復元できない(まだ動いていないだけか)
- コンポーネント機能はよさそうだけど機能しなかった(権限が自分ではない謎のグループに対して許可されるせいかも)
- 改行でParagraphが分かれる。(Wordみたいな謎配慮をすることになるので、割り切ってこのままでもいいのかも。コンポーネントの中に複数のParagraphを書けばよい話ではありそう)
微妙な点
- タイトルにアイコン設定できるが個人的に好きじゃない
- 適切なアイコンを探すのに労力割くことになるし、内容と合わないとそれはそれで嫌になるから、こういうノリ好きじゃない。同じくGitのコミットログにも絵文字を入れるのもちょっと(feat,bugfix,とかのprefixにしてほしい)
- URLが長すぎる(ただ様々な機能の都合もありそうで、しょうがないのかもしれない。
ショルダーハッキング対策ではないかと割と思っている) - コードブロックが無い?
- ページ上部に設定できるカバー画像がテンプレしか使えない。多分任意の画像を使えるようになるだろう
- リアクションを付けられるが、Paragraphの単位でつけられても・・・という感じ。そしてデカすぎる上に表示されっぱなし
あと、動かないところがまだ多い
- Undoが効かない操作が結構ある
- コンポーネント周りがあまりうごかない
- バージョン履歴から復元できない
- AIな機能はこれからっぽいらしく、私はまだ使えない。
- 検索ができるっぽいがページ名でしか引っかからない。全文検索できたらかなり良い
裏の仕組み
を書こうと思ったけどめんどくさくなったので
- WebSocket経由で差分のやり取りをしているっぽい
wss://augloop.office.com/
とwss://southcentralus1-0.pushfp.svc.ms/socket.io/?EIO=4&transport=websocket
で差分データの受信を確認。多分後者がメイン- URL的にsouthcentralus1とあるのでその辺りのデータセンターに通信が飛んでいそう
- ServiceWorkerが動いている
- SWをオフラインにすると同期が動かなくなる。オフラインからオンラインをに切り替えるとWebSocketは
pushfp.svc.ms
のほうを再接続している - ServiceWorkerに対して拒否反応が出る人間には辛そう
- 未だにServiceWorkerそんなに必要?と思っている人間。プロキシとか面白いけどさ
- SWをオフラインにすると同期が動かなくなる。オフラインからオンラインをに切り替えるとWebSocketは
- 同期を取る細かい仕組みはよくわからない(面倒になった)
- Yjsとかあるし、そういう類のものを使っているのかな?
あとURLから見た感じ、裏はSharepointっぽい雰囲気がある。。
愚痴とか
最近は歳のせいか愚痴を言わないと死ぬのかってぐらい愚痴が出る。愚痴のコーナーです。
Microsoft製のドキュメント系ツール(Microsoft TeamsのWiki, Azure DevOpsのWiki、Microsoft Word, OneNote, Sharepoint)やコミュニケーション系のツール(Azure DevOpsのBoards, Microsoft Teamsのチームチャットと個別チャット)はどれもこれも一貫性がないし、中途半端にまねしようとして使いにくくなっている感じがあった。特にTeamsのチームのチャット欄とか凝った事しようとすると思い通りにいかないあの感じとかは日ごろからストレスを貯めている。HTML形式を中途半端に保持してぶっ壊れたレイアウトで貼り付けられる機能とかは絶対に滅んでほしい。Notionを意識しているかは知らないけど余計な事はしないでくれ、という感じ。多機能になってもおじさん使いこなせないよ。