MinGW

日にち開きすぎた!!


WindowsGCCをUseできちゃうソフト。
GCCWindowsで使いたくなった!でもCygwinはちょっと使いにくい・・・
VisualStadioはよくわからんし・・・bccはちょっと入手までめんどくさいし・・・
Windows上でgccさせろやカス。


そんな人向け。




まずMinGWを拾ってきます。今回は5.1.4を使います。


http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=2435
MinGW 5.1.4
MinGW-5.1.4.exe


ネットワーク経由で必要なものだけをダウンロードして導入するタイプです。
今回は「D:\MinGW」に入れるとします。
たいていの設定はデフォルトでOKです。
Choose Componentsについては、とりあえず全部チェックを入れればいいと思います。


次に「D:\MinGW\bin」を環境変数PATHへ追加します。
ユーザー環境変数でもシステム環境変数でもかまいません。
変数名「Path」を作成し(もしくは開き)、「D:\MinGW\bin;」を追記するだけです。
コマンドプロンプトgcc -vでバージョン情報が表示されればOK。


ためしにコンパイルをします。

hello.c
#include <stdio.h>

int main(void){
	printf("hello world\n");
	return 0;
}
gcc -o test test.c


windowsプログラミングもできたらしたいので、
メッセージボックスを表示させて見ます。

wintest.c
#include <windows.h>

int WINAPI WinMain (HINSTANCE hInstance, 
					HINSTANCE hPrevInstance, 
					PSTR szCmdLine, 
					int iCmdShow) 
{
	MessageBox (NULL, "Hello", "Hello world", MB_OK);
	return 0;
}
gcc -o wintest wintest.c -mwindows


コンパイルのオプションに" -mwindows"があることに注意してください。
これは、実行時のコンソールの表示を抑制します。仕様と解釈しましょう。


ただ、MinGWgccコンパイラバージョンは3.4.5と現行の4.4.0(評価版は4.5.0)よりも古いので、
もしかすると不都合もあるかもしれません。
MinGWでは公式でGCCの4.3.0がおいてありますので、
手軽に3.4.5から4.3.0へバージョンアップします。


http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=2435
GCC version 4.3.0
gcc-4.3.0-20080502-mingw32-alpha-bin.7z


解凍し、すべてをMinGWに放り込みます。
最新版のやつがほしい場合は、公式ではありませんが以下にあります。
http://www.tdragon.net/recentgcc/



これだけではMakeがうまくできなかったり、いろいろ不都合があるので、
UNIXライクな環境が使える MSYS を導入したいと思います。
それについてはまたいつか。多分近いうちにかきます。