WH-1000XM3とPC周りのオーディオ環境について

自宅にいることが多くなり、近隣住民の声が気になったのもあり、WH-1000XM3を買いました。後継機が2020年9月に出るらしいけども待てなかった・・・

今まではオンボードにヘッドフォン刺しておしまいという環境だったが、USB-DACBluetoothトランスミッタを導入したのでその使用感も兼ねて。

なお、暑い時期はヘッドフォンをスピーカー代わりに使う程度には音に対するこだわりがない人間で、音の良し悪しは結局よくわからなかった。

WH-1000XM3

ノイズキャンセリングについて

  • うるさくない環境音(PCのファンの音とかクーラーの音とか)は気にならないレベルでカットできる
  • 人の声に対しては効果は若干あるが、どちらかというと遮音性の良さな気がする(無音の時は気になるが、音が流れている最中はほぼ無視できる程度)
  • 無音の時はサーっていうホワイトノイズ的な音が気になるかもしれない。気にならないかもしれない
  • 有線でも使えるのは良い

音の良さ

  • よくわからない
  • ATH-900A(密閉型ヘッドフォン)と同じ感じの音が出るので満足している

Bluetoothについて

  • Bluetooth接続機器は8台まで登録できるとのこと
  • 切り替えはちょっと面倒
    • あらかじめBluetooth接続機器のうち1つだけが電源が入っている状態にしてから、WH-1000XM3の電源をOFF→ONする

遅延について

  • Aptx接続で使っている。Aptx LLは非対応なのでわからない
  • 有線と一緒に聴くと確かに遅延がある
  • 映画の視聴ならあまり気にならない(でもこれは普段あまり人の顔を見ないので、喋ってる時の口の動きと同期していなくても気にならないだけ、というのはあるかもしれない

感想

ワイヤレスはやっぱり快適でトイレでも音楽を楽しめるのは良い。

でもお値段は割とする方なのでお値段以上かといわれると怪しい

バッテリーの持ちとかは気になるし、電車の中でのノイズキャンセリングは効果があるかも気になる。気づいたら追記する。

PC周りのオーディオ環境

構成

  • USB-DAC兼アンプ: Fiio K3
  • Bluetooth トランスミッタ: TT-BA09 Pro
[PC]---[Fiio K3]---(S/PDIF)---[TT-BA09 Pro]---(Bluetooth)---[WH-1000XM3]
          |
          +---(3.5mmミニプラグ)---[ATH-900A]

Fiio m6であればUSB-DACBluetooth トランスミッタを兼任もできるらしいが、オーディオプレイヤーとしての機能は別にいらなかったので避けた。 (でもipod nano(7世代)がガタが来ていたので乗り換えもありだったかもとか。いや、でも付け替え面倒だし・・・)

USB-DACBluetooth トランスミッターを併せ持つ製品はあまりないっぽい。需要はあるかと思うんだけど技術的にはできるがコスト的に合わないとかですかね・・・

Fiio K3

個人的にお値段以上か?といわれると怪しい。他の選択肢はありそう。

音質については、私にはオンボードとの音の違いがよくわからなかった・・・ハイレゾ音源ならまた違うのかもしれない。

アンプとしては良くて、オンボードと比べて体感2倍ぐらいまで音量を増やせる。

あと、Fiio K3はS/PDIF出力と3.5mmミニプラグ出力が同時にできる。有線と無線の2つのヘッドフォンをシームレスに切り替えて使いたかったのでこれは良い。(S/PDIF出力はデジタル出力なので当たり前だがアンプとしての機能はしなくなる)

TT-BA09 Pro

今年に入って出た製品らしく値段も5000円未満だったので適当に選んだ。しいて選んだ理由を言えば据え置き用途というのとS/PDIF入力をサポートしているから。

WH-1000XM3は問題なく接続できたので満足。

Bluetooth対応奮闘記

当初、WH-1000XM3を買えばワイヤレスになると思っていたが、Bluetoothの送信側が無かったことに買ってから気づいた。ノイズキャンセリングにしか目が行ってなかった。

BluetoothをPCで使うのは初めてで何に注意すればよいかわからない状態だった。色々調べたのでメモしておく。

PCと繋ぐためにBluetooth送信機を用意する必要がある

PCと繋ぐにはBluetooth送信機が必要。2つの方法がある。

  • PCにBluetoothドングルを挿す。PCとヘッドフォンをペアリングする形になる。PC側はサウンドバイスとして認識される。最近のノートPCはだいたい内臓されている
  • 何らかのオーディオ出力をBluetoothの送信側に変換するBluetooth トランスミッターを使う。Bluetooth トランスミッターとヘッドフォンをペアリングする形になる。次の曲に切り替える機能とかは使えないかもしれない

常時ワイヤレスヘッドフォンを使うならBluetoothドングルで十分かもしれないが、サウンドバイスとして認識するので、有線と一緒に使うにはいちいちPC側でサウンドバイスを切り替える必要がある。

今回は有線と無線の2つのヘッドフォンを切り替える時の手数を減らしたかったのでBluetooth トランスミッターにした。

Bluetoothのオーディオコーデックについて

SBC、aptX、aptX LL、aptX HD、AAC、LDACなど色々ある。利用する機器の対応状況は見ておいた方がよいが、何かしら対応はしているはず。

探した感じ、LDACに対応したBluetoothトランスミッター単体の製品は無さそう(Fiio M6はできそうだが良くわからない)

Bluetoothのバージョン

現時点では5.0まで出ている。4.0以降は互換性があるので最近の製品ならあまり意識しなくてよい(TT-BA09 Proは5.0、WH-1000XM3は4.2だが接続できる)