引っ越しをした

2023年の5月に引っ越しをした。

初めての引っ越しだから色々書こうと思って書き始めたが、まとまらず1年経ってしまった。後半飽きて書けてないけど塩漬けにしておくのもアレなので一旦公開する。

まともな荷物を持った状態の引っ越しは初めてだったのでメモ。次はうまくやりたい。

教訓

  • 物件決め
    • 賃料 + 管理費 以外にも賃料保証会社で約1000円、都市ガス→プロパンガスで約2000円、強制加入の役に立たなさそうなサポート約1000円など毎月に上乗せされる
    • 今回角部屋、最上階(3階)、無駄に広いワンルームのようなLDがある物件だったが、夏暑く、冬寒く、エアコンも効きにくい、という感じだったので次は中部屋を選ぶと思う
  • 契約まで
    • 更新料がもったいないというのが理由で引っ越しを決めないほうが良い。更新期日までに引っ越しを決められるかどうかというのはストレスになる
    • 条件のよい賃貸はすぐ埋まると思ったほうがよく、内見は翌日、内見できなくても思い切って決めるしかなさそう
    • 入居予定日には気をつける。退去予定日は掲載に乗ってることが多いが、入居予定日は即日か否かしかわからない。繁忙期はズレることもある
    • 仲介業者は1社に対してまとめて物件の一覧を伝えて問い合わせる形にしたほうがよい。メールのやり取りも楽。
  • 引っ越し
    • 作業員は付けてもらおう。今回はサービスで作業してくれたが、1人でやるのは大変だし、私は終わらなかった。本来は居たほうがよい
    • 神経質に梱包していると10時間経っても終わらない。精密機器だけ丁寧にやろう。

なぜ引っ越ししたか?

  • リモートワークで在宅も増えて16㎡のワンルームでは手狭だった
  • 騒音がかなり気になってきた。床ドンみたいな音がするし、謎の騒音で近所の人が「うるさい!」と叫ぶのでうるさい。あと5月から長期の工事(壁面とか)とか始まり在宅に耐えられそうになかった。
  • ちょうど2年に1度の家賃の更新がある年で更新が4月中旬だった。(5月中旬に契約したため)

で、更新料払うぐらいなら引っ越しするか、という感じだった。安易な考えである。

賃貸探しから契約まで

最終的には自分で探して決めた物件ではなく空いてる物件となった。ここは日程調整が甘すぎた。

2月中旬から部屋探し

部屋探し自体は2月中旬ぐらいからやっていて、実際に問い合わせを始めたのは3月入ってから、決まったのが3月末だった。

たいてい新生活が4月から始まる。だから契約は4月1日より前の3月あたりに行われることが多い。そして賃貸の更新はその1か月前までに行うので、2~3月は更新が止まった物件が出回る時期らしかった。しかし同様に新生活に向けて家を探す人らもいるため、すぐに決まってしまうことも多いそうだ。

そして私は5月契約で4月の更新だったので、ちょっと時期がずれていた。これがちょっと良くなくて物件があまり出回ってないか、合っても微妙なものしか残ってない状態のようだった。とはいえ、1週間に1個~2個はちょっと良さそうな物件が見つかる。

部屋探しに使ったサイト

一番楽しいフェーズだった。その先は全部めんどくさいだけだった。

Homesを使っていた。Suumoとかathomeとかあるが、扱う物件は仕組み上どこも「レインズ」が持っている情報を使っているので一緒。更新タイミングは若干違うけど、内容は全く一緒。

掲載されている物件の住所について、HomesとSuumoとathomeは番地までしか書かれていないことも非常に多い。住所がないと後述のNTTで提供エリア検索するときに困る。それでも地図はほぼ間違いなくあるので地図のピンからGoogle Map上でピンを置けば住所がわかったりする。ただその地図のピンの位置が微妙に間違ってることもあるのでストリートビュー等でちゃんと調べましょう。NTTのエリア検索で番地をずらしながら物件名を見つけたりして、提供エリアを確認していた。それでも提供エリアが見つからない物件は諦めてた。

リロの賃貸は自前でお客用のページを持っており、そこで見つけられる物件は住所が全て載ってた点では優秀だった。ただ地図検索が範囲が狭く若干使いにくかった(今は改善されているのだろうか?)

Qiitaで見かけたComfy は絞り込みの体験が良かったが、ここは物件の更新がちょっと遅く感じた。

Homesの機能的に良かったのは以下。多分他でも似たような機能はあると思う。

  • 地図を見ながら探せる
  • 物件の過去の掲載情報を見ることができる(写真、家賃など)
  • 地域を選択せずに条件検索ができる(Suumoは都道府県を絞らないといけなかったはずだが、地域のこだわりはさほどなかったので)

結局はその先は仲介業者を経由して問い合わせることになるので、どのサイトを使っても一緒。好きなサイトを使うとよいでしょう。

あとHomesには気になる物件をまとめて問い合わせを行える機能があるが、それを使わないほうがよいと思った。実際7件ほど問い合わせたら7件別々の場所からメールが飛んできて、一々返事を返すのが面倒だった。私は定型文でもやり取りがあるのが苦手だし、メールごとに物件の内容を覚えておかないといけないのが面倒だった。

上記の通り、同じ情報を共有しているので仲介業者に「別のこの物件についても同じく教えてもらえますか?」とHomesのURLを張り付けると一緒に見てくれる。近場の物件を2つ以上見たい場合は間違いなくこうしたほうがいい。それに実際に内見するときは個人情報をかかされる。移動も仲介業者が違うとスムーズにいかないだろう。(内見行くときに片方の業者は断ればいいだけではあるけど、そういうコミュニケーションさえも取りたくない人だっているんです)

Suumoの検索条件はURLで保持できるのがよかった。Homesは適当にアカウント作ってログインして検索条件を保持する必要がありこれも管理しにくく面倒だったが、機能的に仕方がなく使ってた。

条件

  • 家賃8万未満(引っ越し前が6万弱)
  • 30㎡以上
  • 鉄筋コンクリート造(なるべく騒音を減らしたい)
  • フレッツ光が引ける(できれば光クロス)
  • 風呂が別(トイレと洗面所が一緒の物件が案外多い。もともとが3点ユニットバスだったので多分気にならないと思って条件緩めた)
  • スーパーが800m以内
  • 2Fか3F(エレベータ待ちが嫌だが1Fは防犯的に不安)
  • 物件の最寄り駅から会社の最寄り駅まで80分以内(東京、千葉、埼玉、神奈川あたり)

あとはこれらに該当する条件に指定した新着物件を眺めて気になる物件があったら問い合わせる感じ。毎日0~2件ぐらい新着がある感じだった。

安定したインターネット回線がほしい === フレッツ光を引きたい(諸説あります)

既出の情報ですが以下の通りで、確実です。

https://diary.sorah.jp/2020/06/20/ngn-explained-2020

引っ越しで光配線方式をツモりたい 物件探しの時点でフレッツ光の申込サイトへ物件名を入れて状況を照会するのがオススメです。ギガマンション・スマートタイプ, マンション・ギガラインタイプであれば間違いなく光配線方式です (NTTE-FLETSKOUJI)。調査が必要と表示されたら電話で確認するのが良いです。

ここを語る背景としては、賃貸のインターネット回線は色々な方法で提供されている。光回線(光コンセント)以外にも、1本の光回線をハブで各部屋に振り分ける共有LANを見かける。LANポートの代わりに無料のWI-FIで提供するところも。電話線を経由して提供するVDSLもあるが死滅しつつある。NTT以外では、AUひかりとかNURO光(中身は結局NTTのダークファイバーだが)。あとCATV、5Gを使ったもの(ドコモ光のhome 5G)もある。

私の中で安定した回線は他ユーザの干渉がないことや間に不純物がないことと考えている。

  • CATV: 同軸ケーブルを介するのでダメ
  • 共有LAN: 1つの光ファイバ回線を複数人で共有する形式なのでダメ
  • 無料WI-FI: 無線(半二重通信)だし、1つのルータを複数の部屋の人で共有するのでダメ
  • 5G: 無線(半二重通信)だし、キャリアの基地局に依存するのでダメ

インターネット回線はもはや必要不可欠だから、ちゃんとお金出していいのを引きたい。

最近はNURO光を無料で提供している物件もある。これは光回線終端装置を兼ねた機器を置くっぽいので品質は問題なさそうではある。でも某MMORPGのアップデートで遅くなると事前告知を出したりと、NURO光は2022年10月頃に色々あったりと、あまりいい印象がないということでその物件は避けた。AUひかりはよくわからないので避けた。NTT東日本のせいでインターネットが不安定になって困った、ということはほとんどなかったので信頼できる。NTTを信じろ。

なのでよさそうな物件を見つけたら、とりあえず住所を控えてNTTの回線の提供エリアを確認していった。(部屋番号は適当でよい)

これをこんな感じで。()

このとき、以下が表示されたら避けた。

  • 「ご指定の住所は、詳しい状況確認が必要です。」と出る場合(NTTが情報を持ってないという状態であるため)
  • 部屋番号の後に追加で情報を求められた場合(同上)
  • 「光ネクスト マンションタイプ」と出る場合(LAN配線方式の場合があるのと、光配線方式でも200Mbpsが上限のプランであるため)

次の場合はどちらも光配線方式で1Gbps以上でLAN配線方式ではないので候補に入れた。

  • 「フレッツ 光ネクスト マンション・ギガラインタイプ」と出る場合は1Gbps(今回は無かったが実家付近はこれが出る) -「光クロス」と出る場合は10Gbps

ただ、これがどれぐらいの確度なのかよくわかってなくて、実際に工事しようと思ったらダメでした、とか情報が間違ってました、とかあるんじゃないか、とか疑って別の経路で裏を取れないか考えていた。

しかし電話で確認しようにもどこに聞けばいいかわからなかった(あと経験上30分以上は待たされるので電話は嫌だった) 始めに問い合わせフォームで投げたら「物件個別の話は答えられない。申し込んで担当者から聞いてくれ」と突っぱねられた。

申し込むといったって、賃貸の契約していないのに・・・でも申し込めっていうなら・・・

ということで賃貸契約してない物件について申し込みをしてみた。良くないやり方だと思う。でもだって申し込めって言われたし…

そういえば「申し込み=契約」というわけではなく、その前に確認の電話をするのが慣例なので、そこで断ればいいよね、と思った。

で、翌日には電話がかかってきた。事情を話して契約するつもりはないことと、光クロスを提供していると出たが実際引けるのかどうかを聞いてみた。

  • 申込サイトの判定は建物に関する情報を使ってシステムが答えている
  • 建物への引き込み、そこから各部屋の引き込みの2段階ある。今回決めた物件は建物の引き込みまでは既にできているので後は部屋への引き込みの工事が必要。
  • 建物に電話線の配管があると高い確度で行える
  • 各部屋の引き込みぐらいなら管理会社に何か言う必要はない。NTTの裁量で工事できるため。
  • ただ不測の事態があれば工事できない場合もある

電話だけの場合、どういうルートを踏めばよいかはわからないが、申し込み自体は電話でもできるので話し方次第では聞ける思う。(でもWebで申込すれば向こうから電話かけてくれるし…)

1件目:3/12 タッチの差で取られる

プレキャストコンクリート造という見知らぬ構造の物件だった。家賃のわりに1DK(40㎡)もあり広くて、スーパーと駅が遠い以外は良さそうに見えた。

3/12、内覧しにいったところ写真で見ていたのよりもよかった。光コンセントもあったり、ほぼ光クロスは引けるだろうということで決めた。

しかし、契約書を書く直前には空いていることを確認できていたが契約書を出して帰宅した後に電話があり「先に契約を決めた人がいたので契約できなかった」となってしまい白紙になってしまった。スピード勝負というのを実感した。

2件目:3/16~3/24 好条件だったので契約したが、入居可能日がずれ込み断念

内覧してから決めるだと遅すぎるという経験をしてしまったので、次は早めにしようと思った。

掲載した日に確認して良いと思った物件があった。34㎡の1DKで、家賃は1回目のと比べるとわずかに高いぐらいで、築年数も12年ぐらいでかなり好条件だった。NURO光が来ているという話でできれば避けたかったが、そこ以外は全手の条件が良かった。

しかし退去予定日が4月上旬という物件だった。これはその後の作業もあり、少なくともその日以降まで内覧ができないという意味になる。退去予定日はあまり気にしていなかった。たださすがに5月上旬の入居には間に合うだろうと思っていたので「明日の午後、契約するため色々話を聞きたい」といった旨のメールを出して日程通りになった。

3/16、話をしにいったところ、内見できない旨は注意として言われた。その代わり「先行申請」というものがあることを知る。先行申請は「管理会社の審査を行いつつ、退去日後にすぐ内見が行えるよう調整でき、契約は行わないのでキャンセルしてもキャンセル料はかからない」というものだった。しかし先に「契約(先行契約と呼んでいた)」をされると、それが最優先で勝ってしまう。なので今回は契約前提で話をしていた。

入居自体は5月上旬にできればよかったので、入居可能日だけ気にしていた。荷物のことを気にしたり、家無き子にはなりたくなかった。 担当の人に管理会社へ確認してもらったら「繁忙期だが5月上旬なら間に合う」という話だったので、契約する形となった。

3/21、連絡があった。審査は通ったが、入居可能日は5月中旬になりそうという話だった。旧賃貸の契約終了日ギリギリ過ぎてちょっと心配だったが、いったんそのまま進める事にした。

3/24、連絡があった。入居可能日は5月下旬になりそうという話だった。これは契約終了日を越える可能性が非常に高いという意味でありそこは譲れないのでキャンセルしたいという話をした。入居日が確定する前だったのでキャンセル料は取られなかった。管理会社は大東建託だったが、これでちょっと不信感が沸いた。NUROと手を組むようなところまともなはずがないんだよ

というわけでキャンセルになった。

友人曰く、荷物をしばらく預かってくれるサービスとかもあるらしかった。引っ越しまではそれでしのぐのも手だったかもしれない。しかし更新料をケチるのがきっかけだったのでそこに金を出したくなかった。(こういう変なところでこだわるの良くない癖だと思う)

ここまでで1週間以上無駄にしてしまったのは痛かった。

3件目:決定

3/24夜、仲介業者から前に間取りがイマイチだったので条件から外していたところを紹介された。(外した理由:トイレが狭かったのと、1LDKの広すぎるリビング、値段が予算内だが他と比べて割高)

その後、何件か提案が来ていたが、条件が満たせず見送っていた。この時点でかなりやる気が無くなっていた。

ただ当時の賃貸も日中の騒音が結構耐えれない感じになっていて、引っ越しできるならもうしてしまいたいという気持ちになっていた。

それにもうこの時期には物件があまり出回らず微妙な物件は残り続けている感じであり、他に選択肢もないだろうな、という感覚もあった(これは多分ただの思い込み)

そうして仲介業者から紹介された物件に内見を決めたのだった。雑である。

  • 1LDK 40㎡ RC造
  • 最上階(3階)の角部屋
  • 近所のスーパーまで500mぐらい

4/1に内見した。クリーニングされてなかったので少し埃っぽかったが、電話線のコンセントのカバーを外したら配管が通っており、光ファイバも引ける見込みもありそうなので、一旦良しとした。(普通に考えて契約前の賃貸のコンセントカバーを外すのは良くない行為である)

エアコンが10年以上経ってるから交換できないか?と聞いたが動くなら交換できないとのことだった。なお、入居後の6月ごろに冷風は出るが室温が下がらない話をしたら交換できたが、外が暑すぎるからか部屋の問題なのか結局あまり冷えなかった。10畳近くある部屋で8畳のエアコンじゃパワー不足…

4/8には鍵を受け取ったので立ち寄った。カーテンの採寸とか必要なものが何かないかみるため。あとなんかあった時のために部屋の様子を写真にとっておいてくれ、といわれたので撮っていた。

契約後~引っ越し前

要約

  • 引っ越しの手続き
  • 新居に机、カーテン、シーリングライトを買って送って受け取った
  • 水道・電気・ガス・NTTあたりの契約・解約
  • 転居の手続き(住民票)
  • 自作PCの処分

これはひたすらやっていった。

引っ越しの手続き

引っ越しのことは何もわからん状態だった。"引っ越し侍"というサイトでざっくりな荷物を入力するとざっくりな見積もりが取れるようだった。

見積もりを取ったところ、あまり聞かないが安い業者ばかりがでてきて27,500~35,500円あたりだった。5万以上するもんだとおもっていたので、とりあえず3社を選んで見積もり依頼を出したところ、個別に確認の電話を掛けてくるので対応してくれとのことだった。うーん、めんどい。

翌日電話がかかってきた。

1社目は27,500円ぐらいのところだったが、ちょっと暗い人だったのと、相手が聞きたいことを聞くだけで切られてしまい、気になることが聞けずちょっと印象が悪かった。

2社目は32,500円ぐらいのところで明るい人だった。こういう荷物もあるが大丈夫か?みたいな気になったところを聞いたらきれいに答えてくれた。

3社目は35,500円ぐらいのところだったが、そもそも電話がこなかった。なんだこいつ。

その後、2社から電話の内容を基に細かい見積もり書が送られてきた。金額は概ね最初の見積もり通りだった。ということで、2社目にすることにした。やっぱり第一印象って大事だな、と思った。

メールで「1社目は5000円ぐらい安かったんですが、御社にします」と連絡したら、その後の料金確定のお知らせが来た時に2000円ほど安くなってた。そこはもらっとけばいいのに。

ここで引っ越しは5月上旬に決まった。

買い物

カーテンは生地の取り寄せができたので取り寄せて眺めて決めた。写真とはやっぱり全然違うので思った色合いかどうかはちゃんと見たほうが良いと思った。 あと前の賃貸では適当に買ったカーテンが20cmほど床をこすってたという思いでがあったので注文前に一度物件に訪れて測った。採寸うまくできてなかったせいで床を少しこする感じになってしまった。

引っ越し前にこれらの荷物を日付指定で受け取った。非力すぎて冷蔵庫の配置にとても苦労した。冷蔵庫を1人で3階まで持ってきたおじさん凄すぎる。

机を組み立てている様子

一通り作業した様子

契約・解約

転居の手続きはマイナポータルから行い、転居元の市役所に一切向かわず行えた。引っ越し前日にやったら当日の転居に間に合わず恥ずかしい思いをした。ちゃんとステータスは確認しましょう。

NTTの契約については新規で申込した。翌日には電話がかかって来て申込の確認をした。この辺りよく覚えてないけど、新規契約して解約するより引っ越し扱いのほうが良いみたいな話になった気がする。

自作PCの処分

サーバに使ってたCore 2 Quad 9300なCPUが乗ったPCとバックライトが壊れた液晶モニタ、Androidタブレットなどを処分したかった。

リサイクル法で粗大ごみとしては出せないし、でもハードオフなどに売りに行くために持ち運びしたくもなかったし、オークションに流すのも面倒だし、どうせ大した値段にならないだろう。

少しなら金だすから取りに来て処分してほしいと思って調べたが「パソコン3R推進協会」というのを見つけたが、ここは有料で4400円ぐらいかかるようだった。

どうにかならんかなと彷徨ってたら変なサイトを見つけた。というかここ自体はすぐに見つかったが、胡散臭く感じて避けてた。

www.pasokon-syobun.com

ただ調べてもあまり悪い評判もなさそうだったので、ここを使ってみた。

何が良いってお金もかからないし、会員登録とかそういうのも一切要らない。PCさえ出せば他の不用品も可能な範囲で引き取ってくれるのが良い。縦・横・奥行が160cm以内に収まる必要があるが、2つに分けられれば無料ということだった。

PCのHDDも処分してくれるらしいが初期化したりするのが面倒なので今回は抜いておいた(これもそのうち処分しないと) 後は家に余ってた巻きダンボールで、PCとモニターとタブレットを巻いて160cmお終い。あとはクロネコヤマトに着払いで集荷依頼を出して終了。

集荷に来た人は前に実家にPCを送ったときの人と同じで覚えてくれていて「こんな大きいパソコンいくつ持ってるんですか」って話をした。まぁ普通は1台よね。

パソコン処分のサイトについても知ってて、ささっとサイズ測って引き取っていってくれた。

後日、受け取り連絡がメールできたので多分無事処分されたことだろう。

不用品の廃棄

会社の先輩のおさがりでもらった小さい炊飯器は燃えないゴミに出せた。

不要なフライパンは地域の回収場所に持ち込んで捨てた。

掃除機、机、卓上空気清浄機は不用品回収してもらった。

カビがついてるカーテンは燃えるゴミに。あとは着れない衣類や細かいゴミを処分。結局ほとんど持っていった。

引っ越し

要約

  • 不用品はちゃんと捨てましょう
  • 大事なものだけ丁寧に梱包して、後は雑多にやらないといつまで経っても終わらない
  • 独り身ぐらいの量なら融通を利かせてくれる(50cm x 30cm x 30cmのダンボール箱で約20箱ぐらい使った)

荷造り

引っ越し2週間前ぐらいにダンボールを15箱分届けてくれた。本だけで4箱使った。部屋も狭かったので「本だけ事前に梱包してあとは当日徹夜でやればいいか」と思っていた。が、これが甘かった。

当日

当日。雨だった。徹夜で荷造りすれば終わると思ったが全然終わらなかった。どうしてちょっとづつやらなかったんですかぁ!!!

業者の人が12時半開始のところ11時ぐらいには来れることになった。12時半なら終わるかもって思ってたので早まったことに絶望した。

11時ちょっと前に作業員が3人ほど来てしまった。しかし梱包が全然進んでないとみると「このへん入れちゃっていいすか?」と聞いてきた。「これ料金に含まれないんですか?」と聞いたら「こっちも早めに来てしまったし良いですよ」と答え、ぱっぱと箱を組み立てて、目につくモノをどんどん箱に入れていってくれた。入れる様をみて正直ちょっと雑に扱いすぎでは?と思ったが、そもそも雑に扱ってほしくないもの(パソコン関連、本、ゲームなど)は自分の手で梱包済みだったので言うほど腹立たしくはない。むしろありがたい。

そんなこんなで詰め込みが12時過ぎには終了。そのまま現地に向かうとのことだった。トラックは30分ぐらいで着くらしく、電車+徒歩で50分かかる自分では完全に間に合わないというのを伝えたら「荷物下ろしたりできるし1時間ぐらいなら待ちますよ」ということで安心してゆっくり向かった。

そして傘も引っ越しの荷物に持っていかれてしまったことに気づいた。濡れながら新居に向かった。

新居に就くとトラックはもう到着しており、荷物もすでにいくつか下ろされていて玄関前に置いてあった。

ドアを開けたら適当に床の上に置いてもらった。開梱は作業に含まれてないので部屋に持ち込むだけ持ち込んでもらい、すぐに終わった。引っ越しは3時間ぐらいで終わったことになる。しかし荷造りからずっと動いてたし、もう限界だった。ほとんど布団で寝てた。

引っ越し直後で荷解きが進んでない様子

なお荷解きタイムはほとんどなく、必要になったタイミングで箱を開けて探して、という感じだった。遅延評価ができる人間なので。

あと2024/04時点でも中身が詰まってるダンボールがいくつかある。つまり要らないものなのだけど、ゴミに出すというのがめんどくさくて…。

引っ越し後

住所変更

  • クレジットカード
  • 銀行口座
  • 通販サイト
  • SIMカード

後は思い出した時に更新していった。会社にも転居の手続きしたり。

賃料以外でも金がかかる

都市ガスからプロパンガスで基本料金が2000円増えたり、連帯保証人の代わりに賃料保証のサービスで1000円増えたり、謎のサポートで1000円増えたりで持続ダメージの強さを実感してる。

住めば都?

近所に好みのつけ麺屋がなくなってしまいちょっと不満はあったが、徒歩圏内に牛丼や唐揚げのチェーン店があったり、大き目なスーパーがあるので何とかなっている。あと大きい道路から離れた閑静な住宅街なので静か。

トイレのウォシュレットに感動してる。もうウォシュレットがない人生は考えられない。実家の汲み取り式の便所もウォシュレットにしたい。

でも部屋のエアコンの効きが悪いのは辛い。今年も生き延びられるのか?

おわり

物件探し以外大変だった。もうやりたくない