探していたあの曲

https://www.youtube.com/watch?v=JYVXM0qNQAg

Soffia la notte - Fabrizio Paterlini

この曲、6,7年ぐらい前にお友達から何気なく貼られて、いい曲だなと思ってはいたと思うけど、何度か聞いただけでしばらく忘れていた。 でも3年ぐらい前に曲調(?)が頭の中に聞こえて無性に聞きたくなってから、ふとそういう欲求に駆られては丸1日探し続けて見つけられずというのを繰り返してた。

で、今回もその欲求が湧いて結局見つからなかったんだけども、何となく教えてくれたお友達に3年以上ぶりに声をかけて「あの7年ぐらい前に教えてくれたピアノのやつってなんだっけ?」と聞いて教えてもらった。

見つけた時は「初めて聴いた当時を比べるとなんか弱いなあ、思い出補正かな」と思ってたけど、0:57あたりから思い出と完全一致した感じがして涙が湧いた。嬉し涙というやつかな。ここまで1曲に執着することはなかったので、1つ肩の荷が下りたという感じもする。

最近はちょっとお友達をお友達として見れなくなる時があったりして、こんなことを思う自分なんか嫌われて当然だとか、自分と話すことなんてないだろうし相手も苦痛なんじゃないかとか、だれもお前を愛さない、という感じに被害妄想もぶんぶん回ってて負のサイクルが回り続けていた。 (そんな状態だったので、そのお友達に声かけるときもきっと俺なんかと話したくないだろうなと思っていたりした。でももう一度聞きたいという欲求には勝てなかった。)

でもこの曲を聴いたころはそんなこと微塵も考えたことなかったなと思い出して、少し前に進める気がした。

ちょっといい感じに湿っぽくしようとしてるな?

なので、蛇足すると、「曲名が思い出せないんだけど、なんだっけ?」というとき、日本では文字で曲を特定してもらってる面白い光景(というかYahoo知恵袋)があって、これは海外でも「TOMT( tip of my tongue )」というスラングがあるぐらいよくあることのようだ。のどまで出かかっているんだけどーって感じは万国共通。redditにもTOMTのフォーラムがある。ただ、そこでは楽譜のコード(?)やシーケンサでうろ覚えで取った音声データを別サービスに上げて募ってた(曲だけじゃないけども)。ここは文化の違いを感じた。

たまにはこんな日もいいでしょう。