実家のPCがまだWindows 7だったのでせっかくだし新しいのを買うことにした。私が使うことはほぼないがトラブったときに対応するのは私なので、ある程度快適に対応できるような条件で探した。
最初はRyzen 3 4300Uあたりで無いかなと探したがお安くないようだったのであきらめた。Pentium Gold 5405Uは非常に安いのだけど性能が若干怪しい(用途を考えれば十分なんだけど)のと、Core i3-1005G1が比較的コスパがよさそうなのでこれで探した。
Lenovo Ideapad S340あたりが58,740円と大変安いのだけど、メモリが4GBのオンボードでちょっと不満だったので見送った。
Dellのお買い得品を眺めていたら、上記の条件で59,260円+税のものがあった。Office無しだと44,631円+税。これがよさそう。
しかしメモリが4GBだったり、HDDの1TBとちょっと残念。製品仕様のPDFを眺めていたら、SODIMMスロットを2つも、さらにM.2スロットを持っているそうだったので、これをベースにメモリの増設とSSDに乗せ換えることにした。
メモリはTeamのSO-DIMM DDR4の4GB (アフィじゃない)、SSDはCrucialのCT250P2SSD8JPにした。併せて9,500円
ちなみにOSイメージを作成するためのUSBメモリ(16GBぐらい)が必要。
作業
- 換装と増設
- OSイメージ作成
- OS再インストール
クローンするやり方をよく見かけたが、初回なら再インストールでもいいかな、ということで。
あと個人で勝手に換装と増設する時点で保証は受けられなくなるはず。
換装と増設
マニュアル通りに行うだけ。スムーズに行えた(10分ぐらい)
https://topics-cdn.dell.com/pdf/inspiron-15-3593-laptop_service-manual_ja.pdf
ただ、M.2スロットへの装着はできるもののマニュアルにある「M.2 2230 シールド」というものがないので熱暴走の懸念がある。不安ならどうにかしたほうが良いかもしれない。しばらくは無しで使ってもらうとする。
OSイメージ作成
適当なマシンに Dell OS Recovery Tool をインストールする。
どこかで「MicrosoftからWindows 10のイメージ作成ツールを作ってもよさそう」という記事をどっかで見たがプロダクトキーの問題があるのでダメだと思う。
最近はプロダクトキーだけではなく、デジタル ライセンスという仕組みがあり、Dell等の製品であればデジタル ライセンスで使うDigital Protect Keyが組み込まれているらしい。知らなかった(インストールディスクに組み込まれているものだと思っていた)。なのでWindows10イメージを作っても大丈夫で、Microsoftアカウントでログインすれば勝手に紐づいてライセンス認証が通るはず。(手順には載せていないが、Microsoftアカウントを作ってログインするようにしている)。
See:Windows 10 のライセンス認証を行う
起動するとサービスタグを求められるので入力を求められるが、先に詳細リカバリーに切り替えておく。こうすると次のようにイメージを選べるようになる。
起動時にDELLのものがいろいろ出てきて鬱陶しく余計なものを入れたくなかったので真ん中を選んでみた。あとはUSBメモリに差し込んで焼き付ける。
OS再インストール
PCを起動しなおし、ロードが始まる前にF12を連打してブートメニューを出し、USBメモリから起動する。
Windows 10のインストール作業だけど、HDDとSSDに両方に入れると初回の起動時にどちらでブートするか聞かれるものの、ここでHDD側を選択してしまったらしくHDDでしか起動できなくなった。 再度OSインストール作業を行って、OSをインストールするディスクを選ぶタイミングでHDD側のディスクを適当に削除してインストールしなおした。パソコンは難しいからよくわからない。
感想
久々にHDDでのOS起動を経験したけど、HDDはめちゃくちゃ遅く感じる。SSDはやっぱり速い。速さは正義。メモリは4GBでもよかったかもしれない(ならIdeapadでよかった気もする)